ロレックスの新作モデルが発表され、世界中の時計ファンの注目を集めた2026年4月。
新作発表と同時に、中古市場では別の変化も起きています。
人気配色“ペプシ”ベゼルを備えた「GMTマスターII 126710BLRO」は、ロレックス公式サイトのラインナップから姿を消し、ディスコン(生産終了)となりました。
さらに、「ヨットマスターII」は、特殊なカウントダウンタイマー機構の操作性を刷新した新世代モデルが登場したことで、2024年に生産終了となった旧型モデルが再評価されつつあります。
・GMTマスターII“ペプシ”がディスコン
・“ペプシ”関連モデルの検索需要が急増
・2025年比で相場が50万円上昇した個体も
・新作発表後は中古相場が大きく動きやすい
いま売るべきか?
それとも、しばらく様子を見るべきか??
相場が動きやすいタイミングだからこそ、最新動向や今後の見通しを把握しておきたいところです。
本記事では、GMTマスターII“ペプシ”とヨットマスターIIの買取価格推移や今後の見通しを、宝石広場の査定士の阿久津が解説します。
ロレックスのディスコンモデルはなぜ価格が動くのか?
ロレックスの人気スポーツモデルは、新作発表やディスコン(生産終了)情報をきっかけに中古相場が大きく変動することがあります。
特に人気スポーツモデルは、ディスコン後に価格が大幅に高騰するケースも少なくありません。
高騰する理由① 生産終了で供給が止まる
ディスコンになると、新品としての市場供給が終了します。
⇒ 市場に出回る本数が限られるため、人気モデルほど希少性が高まりやすくなります。
特にGMTマスターII"ペプシ"のような世界的人気モデルは、供給停止の影響を受けやすい傾向があります。
高騰する理由② 正規店で入手困難
近年のロレックスは、正規店で人気モデルを購入しにくい状況が続いています。
「欲しくても買えない」という需要が、並行輸入店や中古市場へ流入することで、相場上昇につながっています。
⇒ ディスコン発表後は、この傾向が一気に強まり、価格が急騰するケースも見られます。
高騰する理由③ 資産価値・投資対象として注目される
世界中で人気の高いロレックスは、実用時計としてだけでなく、資産価値を意識して購入されるケースも増えています。
⇒ プロフェッショナルスポーツモデルの中でも、特にGMTマスターII“ペプシ”のような人気モデルは、国内外の需要が集中しやすく、相場が大きく動きやすい特徴があります。
[box06 title="ポイント解説"]
ロレックスでは、ディスコン発表後に中古相場が急変することや、“ディスコン予想”の噂が広がった段階から相場が動き始めることも珍しくありません。
特にGMTマスターII“ペプシ”のような流通量と人気のバランスが崩れやすいモデルは、並行輸入市場を中心にプレミア価格化する傾向があります。
このような傾向は過去モデルにも見られ、代表例としてはグリーンサブ「サブマリーナー 16610LV」や、ステンレスデイトナ「コスモグラフ デイトナ 116520」などが挙げられます。
いずれも生産終了をきっかけに供給が絞られ、結果として中古市場での評価が大きく変動しました。[/box06]
ロレックス GMTマスター2 126710BLRO ペプシベゼルとは
青(フランス語でBleu)+赤(フランス語でRouge)による2トーンベゼルは、"ペプシ"と呼ばれ、1950年代の初代GMTマスターから受け継がれる象徴的なカラーリングです。
鮮やかでインパクトのある配色に加え、一目で昼夜を判別できる高い視認性も備えていることから、ロレックスのスポーツモデルの中でも特に高い人気を誇ります。
ロレックス GMTマスターII 126710BLRO ジュビリーブレスレット
ペプシモデルの現行世代が、「GMTマスターII 126710BLRO」です。
2018年のデビュー当初は、ジュビリーブレスレット仕様のみで展開されました。
[box05 title="ROLEX GMTマスター2 Ref.126710BLRO ジュビリー"]・税込日本定価:1,780,900円(2026年5月現在) ・登場年:2018年 ・ケース径:40.0mm ・総重量:143g ・ムーブメント:Cal.3285 ・パワーリザーブ:70時間[/box05] |
5列リンクのジュビリーブレスは、しなやかな装着感が特徴で、過去のペプシモデルと比べて、よりラグジュアリーな雰囲気を演出します。
また、細かなコマ構造によるフィット感の高さから、デザイン性と実用性を兼ね備えたブレスレットとして評価されています。
ロレックス GMTマスターII 126710BLRO オイスターブレスレット
オイスターブレスレット仕様の「GMTマスターII 126710BLRO」は、2021年に追加されたバリエーションです。
[box05 title="ROLEX GMTマスター2 Ref.126710BLRO オイスターブレス"]・税込日本定価:1,747,900円(2026年5月現在) ・登場年:2021年 ・ケース径:40.0mm ・総重量:152g ・ムーブメント:Cal.3285 ・パワーリザーブ:70時間[/box05] |
3列リンクのオイスターブレスレットは堅牢性と実用性に優れ、スポーツモデルらしいタフな印象を持つブレスレットです。
また、現行のGMTマスターIIでありながら、往年のペプシモデルを思わせるルックスを備えており、ヴィンテージ市場で人気の高い「Ref.16710」などに憧れを持つ層からも支持されています。
ロレックス GMTマスターII 126710BLROの買取相場はどう動いた?
ロレックスの「GMTマスターII 126710BLRO」は、ジュビリーブレスレット仕様を中心に高い人気を維持しており、ディスコン(生産終了)をきっかけに中古市場でも注目度がさらに高まっています。
特に2025年以降は、正規店での入手難易度の高さや世界的な需要の強さを背景に、買取相場が上昇傾向で推移しています。
本項では、2025年から2026年にかけての買取価格の推移と、その背景について解説します。
GMTマスターII 126710BLROは2025年から2026年でどれくらい価格が上昇した?
2025年から2026年にかけて、「ロレックス GMTマスターII 126710BLRO」の買取相場は明確な上昇傾向が見られます。
実際の推移は以下の通りです。
2025年平均買取価格:約350万円前後
※新品同様・中古美品を含めた市場実勢平均
2026年5月時点買取価格:約400万円前後
※同条件ベースの直近取引レンジ
上昇幅:約400,000〜500,000円前後
上記の参考価格はジュビリーブレスレットとオイスターブレスレットを含む市場全体の平均レンジですが、一般的にジュビリーブレスレット仕様の方が評価が高い傾向にあり、同条件でも10万円~30万円程度高値で取引されるケースが見られます。
また、流通量の少なさや海外需要の影響もあり、短期間での価格上昇が確認されています。
そのため、ロレックスのプロフェッショナルスポーツモデルの中でも特に資産性の高いモデルといえます。
126710BLRO ジュビリーブレス 買取相場価格を見る126710BLRO オイスターブレス 買取相場価格を見る
GMTマスターII 126710BLROの価格が上昇した理由
「GMTマスターII 126710BLRO」の買取相場が上昇している背景には、複数の要因が重なっています。
まず大きいのは、ディスコン(生産終了)や流通量の少なさであり、市場全体で希少性が高まっている点です。
加えて、正規店での入手難易度が非常に高い状況が続いており、国内需要に加えて並行輸入品も含めた海外需要が急増したことで、中古市場へ需要が集中しています。
また、ロレックス市場は正規価格ではなく並行輸入市場の実勢価格を基準に形成されるため、需要の強さがそのまま相場に反映されやすい特徴があります。
さらに、GMTマスターIIのBLRO“ペプシ”は、BLNR”バットマン”と並び、過去モデルから続く指名買い需要が強く、安定した人気を維持しています。
ディスコン・供給調整による流通量減少
正規店での入手難易度の高さ
海外需要を含む中古市場への需要集中
並行輸入市場価格が基準となる価格形成構造
BLNRと並ぶ指名買い需要の強さ
特にジュビリーブレスレット仕様は、ラグジュアリー性の高さと市場での評価から同モデル内でもプレミアムが付きやすく、相場を下支えする要因となっています。
今後の価格推移予想 | 今売るべき?宝石広場 査定士の意見
本項目は、宝石広場の買取部門における査定士・阿久津が、実務的な市場データをもとに解説いたします。
[box06 title="ポイント解説"]
GMTマスターII 126710BLROは、短期的には高値圏での推移が続いている一方で、「高値安定〜緩やかな調整局面」へ移行する可能性も考えられます。
ロレックス市場では、新作発表やディスコン直後に大きく価格が動いた後、1〜2年かけて需給バランスが落ち着く傾向があります。
そのため現在は、売却タイミングの判断がそのままリターン差につながる局面にあるといえます。[/box06]
GMTマスターII 126710BLRO 売却・保有の判断目安
| A)今すぐ売却がおすすめのケース ・相場が高いうちに利益確定したい ・次のモデルへの買い替えを検討している ・状態が良く付属品完備の個体を所有している |
| B)このまま保有継続するケース ・ディスコン後の長期上昇を期待している ・未使用・新品同様の状態を維持している ・ギャランティーなど付属品を完備している |
特にロレックスのプロフェッショナルスポーツモデルは、短期的なピーク形成後に相場が安定する傾向があるため、「どのタイミングで売るか」によって最終的なリターンが大きく変わるモデルといえます。
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ロレックス ヨットマスター2 116680とは
ロレックスの「ヨットマスターII」は、ヨットレースのスタート時に使用するカウントダウン機能を搭載した、プロフェッショナルスポーツモデルの中でも特殊な機構を持つモデルです。
「ヨットマスター」シリーズから派生して、2007年にゴールド素材の初代モデルが登場しました。
ロレックス ヨットマスター2 116680
オールステンレス仕様の「ヨットマスターII 116680」は2013年に登場し、ブルーセラクロムベゼルを備えたスポーティーなデザインで人気を集めました。
その後2017年には、青針仕様から“白針”と呼ばれるシルバー針仕様への変更に加え、時針がベンツ針へ変更されるなどのマイナーチェンジが行われ、前期・後期仕様の2種類が展開されています。
[box05 title="ROLEX ヨットマスターII Ref.116680"] |
最大の特徴は、リファレンスリングを回転させることで任意のカウントダウン時間を設定できる「レガッタクロノグラフ機構」で、一般的なダイバーズウォッチとは異なる“競技用ツールウォッチ”としての性格を持っています。
ケースサイズは44mmと大型で、視認性と存在感を重視した設計となっており、スポーツモデルらしい重厚感が魅力です。
2024年に生産終了(ディスコン)となり、現行ラインから姿を消しています。
ヨットマスターII 116680の買取相場はどう動いた?
ロレックスの「ヨットマスターII 116680」は、2024年の生産終了(ディスコン)を経て、流通量の減少とともに中古市場での注目度が徐々に高まっています。
ただし、GMTマスターIIやサブマリーナーのような人気スポーツモデルと比べると、値動きは穏やかな推移を見せている点が特徴です。
本項では、2025年から2026年にかけての買取価格の推移と、その背景について解説します。
ヨットマスターII 116680は2025年から2026年でどれくらい価格が変動した?
2024年の生産終了(ディスコン)以降、「ヨットマスターII 116680」の買取相場は、安定推移からやや上昇基調へと移行しています。
特に2025年以降は流通量の減少に加え、中古市場での再評価が進み、状態の良い個体を中心に価格が見直される動きが見られます。
実際の相場推移は以下の通りです。
2025年平均買取価格:約240~250万円前後
※新品同様・中古美品を含めた市場実勢平均
2026年5月時点買取価格:約260万円前後
※同条件ベースの直近取引レンジ
上昇幅:約100,000〜200,000円前後
上記の参考価格は、前期仕様の“青針”モデルと、後期仕様の“白針(ベンツ針)”モデルを含めた市場全体の平均レンジです。
市場評価は店舗や流通タイミングによって差が見られますが、一般的には後期の白針仕様が安定した評価を受ける一方で、ヨットマスターIIらしい個性的なデザインを持つ前期の青針仕様を好むユーザーも多く存在します。
そのため、状態や付属品が同条件であれば、青針仕様が高値で取引されるケースも見られます。
また、本モデルはGMTマスターIIのような短期急騰型ではなく、ディスコン後の需給調整に伴って“緩やかに評価が見直されるタイプ”の相場推移となっている点も特徴です。
ヨットマスターII 116680が価格変動した理由
ヨットマスターII 116680の価格が変動している背景には、複数の市場要因があります。
まず大きいのは、2024年の生産終了による供給停止であり、新品市場が消滅したことで中古市場が唯一の流通ルートとなった点です。
一方で本モデルは、44mmの大型ケースとレガッタクロノグラフという特殊機構を備えているため、デザインや用途の好みが分かれやすく、GMTマスターIIやサブマリーナーと比べると需要層が限定される傾向があります。
そのため、ディスコンモデルでありながらも、需要が急増するタイプではなく、在庫数の減少していくにつれ“評価がじわじわ安定していくモデル”として市場が形成されています。
さらにロレックス全体の供給制限や海外需要の影響により、スポーツモデル全体の価格水準が底上げされていることも下支え要因となっています。
今後の価格予想|今売るべき?宝石広場 査定士の意見
本項目は、宝石広場の買取部門における査定士・阿久津が、実務的な市場データをもとに解説するものです。
[box06 title="ポイント解説"]
ヨットマスターII 116680は、GMTマスターIIのような短期急騰型モデルとは異なり、ディスコン後に時間をかけて評価が安定していくタイプのモデルです。
短期的には大きな上昇は見込みにくい一方で、状態や付属品の有無によって価格差が出やすい局面にあります。
そのため現在は、「個体評価で売却価格が決まる段階」にあり、相場は緩やかに形成されていく傾向にあります。
このような“評価が時間とともに見直される動き”は、ミルガウスなど過去の一部モデルにも見られますが、モデルごとの人気性や市場流動性によって値動きの方向性や強さは大きく異なります。[/box06]
ヨットマスターII 116680 売却・保有の判断目安
| A)今すぐ売却がおすすめのケース ・相場が高いうちに利益確定したい ・次のモデルへの買い替えを検討している ・状態が良く付属品完備の個体を所有している |
| B)このまま保有継続するケース ・ディスコン後の長期上昇を期待している ・未使用・新品同様の状態を維持している ・ギャランティーなど付属品を完備している |
ロレックスのプロフェッショナルスポーツモデルは、モデルごとに値動きの性質が大きく異なります。
中でもヨットマスターIIは、GMTマスターIIのような高流動性モデルと比べると市場での売買回転が穏やかで、相場の変動よりも個体コンディションが価格に反映されやすいモデルです。
そのため本モデルは、短期的な値動きで売買するタイプというよりも、「状態や付属品の評価によって価格が決まるモデル」として捉えることが重要です。
ヨットマスターII 116680 買取相場を見るヨットマスターII 116680 オンライン査定を依頼する
ロレックスを高く売るためのポイント
ロレックスを少しでも高く売却するためには、査定前にいくつか押さえておきたいポイントがあります。
①付属品の有無
箱・保証書・ブレスレットの余りコマなどが揃っていると、査定額アップにつながる可能性があります。
②時計本体の状態
大きなキズやガラス欠けは減額要因となる場合がありますが、無理に磨きを行うよりも、そのまま専門店へ相談する方が良いケースもあります。
③売却タイミングに注意
今回のように、ロレックスは新作発表やディスコン情報によって相場が大きく変動するため、市場動向を見ながら判断することが高価買取につながります。
特にロレックスの人気スポーツモデルは、タイミングによって数十万円単位で査定価格が変動することもあります。
現在の相場を知りたい場合は、LINEなどで事前に査定価格を問い合わせるなどの準備が大切です。
宝石広場の買取が選ばれる理由
宝石広場では、ヴィンテージから最新モデルまで、ロレックスの幅広いモデルで高価買取を行っています。
① 査定料・買取手数料が一切かからない
お客様から査定料や買取手数料などの余計な費用は一切いただいておりません。
提示した査定額がそのまま買取価格となる明朗査定で、安心してご利用いただけます。
② 国内外へ販売できる幅広い販路
長年にわたり渋谷で実店舗を構える宝石広場では、日本国内だけでなく海外にも販売ルートを持っているため、世界的な需要を踏まえた査定が可能です。
特にロレックスは海外需要が高く、国内相場だけではなくグローバルな市場価格を反映した高価買取につながっています。
③ 自社工房によるメンテナンス体制
お買取り後のオーバーホールやメンテナンス整備を自社工房で行えるため、外部業者への委託コストを抑えることができます。
その分のコストを買取価格へ還元できることも、高価買取を実現できる理由のひとつです。
ロレックスを売りたい!とお考えの際はまずはお気軽に無料査定をご利用ください。
まとめ
ロレックスのディスコンモデルは、生産終了によって市場流通数が限られるため、今後も高い人気を維持する可能性があります。
特にロレックス GMTマスターII 126710BLROのような世界的人気モデルは、中古市場でも注目度が高く、相場が大きく動きやすい代表的なモデルです。
一方で、相場は新作発表・為替・市場在庫など複数の要因によって変動するため、「売り時の見極め」が重要になります。
高値のうちに売却したい
今後の値上がりを期待して保有したい
どちらの判断も正解となり得るため、現在の相場状況を踏まえた検討が重要です。
宝石広場では、ロレックス専門の査定士が最新の市場動向をもとに査定を行っております。
現在の査定価格や相場感についても、お気軽にご相談ください。












