こんにちは、宝石広場 査定士の阿久津です。
時計を購入するとき、デザインや機能だけでなく、『将来売却するときにどのくらいの価値が残るのか?』を気にする方も多いのではないでしょうか。
そこで、購入価格と売却価格を比較し、どの程度の価値が残っているかを表すのが『リセールバリュー』という言葉です。時計だけではなく、クルマやカメラなどでも使われています。
特に高級時計は、モデルによって中古市場での評価が大きく異なります。リセールバリューが高い時計であれば、将来ほかの時計へ買い替える際にも負担を抑えやすく、中には購入時より高い価格で査定されるモデルもあります。
では、実際にどのような時計のリセールバリューが高いのでしょうか。
この記事では、宝石広場の実査定・買取データをもとに、時計のリセールバリューについて解説します。
・リセールバリュー=売却するときにどの程度の価値が残っているかを表す言葉
・実査定・買取データをもとに、リセールバリューの高い時計をランキングで、ブランドごとの傾向とあわせて紹介
・リセールバリューが高い時計の特徴や、買取価格が変わる理由を詳しく解説
リセール率は、一般的に売却時の価格 ÷ 購入時の価格 × 100で算出します。
例)100万円で購入した時計を80万円で売却:リセール率=80%
なかには、スポーツロレックスなどの人気モデルや、流通量が限られた限定モデルなど、中古市場で需要が高く、購入時の価格を超える買取価格が付く時計もあります。
※限定モデルや生産終了モデルだからといって、必ずしもリセール率が高くなるわけではありません。
リセール率を比較するときは、「購入時の価格」と「現在の買取価格」を比較することが重要です。
※時計は、新品・中古、正規品・並行輸入品など、購入時の条件によって実際の購入価格が異なるため、同じモデルでもリセール率は変わります。
本記事のランキングでは比較条件を統一するため、実際の購入価格ではなく、2023年の正規定価を基準に算出しています。
宝石広場の買取データをもとに、リセールバリューの高い時計TOP30をご紹介します。
本記事では、購入から数年経過した時計が現在どの程度の価値を維持しているかを比較するため、2023年の正規定価を基準としています。
今回の条件ではTOP30の大半をロレックスが占める結果となりました。ロレックス以外のブランドについては「ブランド別に見る時計のリセールバリュー」で紹介します。
※ランキングは下記条件に基づいて算出しています。
集計期間:2026年1月3日~2026年8月29日
対象データ:上記期間中の宝石広場における腕時計の査定・買取実績
集計単位:型番・文字盤・ブレスレットなど、ランキング上で区別している仕様ごとに集計
2023年の定価:2023年末時点の最終的な正規定価(税込)
・2023年中に廃番になったとなったモデルは、廃番直前の2023年最終定価を使用
・2024年以降に登場したモデルは対象外
2026年の査定・買取価格:対象期間中の宝石広場の査定・買取実績をもとにした価格(複数本の実績がある場合は査定金額の中央値を使用)
リセール率:2026年の実査定価格 ÷ 2023年の定価 ×100
データ更新日:2026年8月29日
※ランキング表は上下にスクロールして30位までご覧いただけます。
| 順位 | モデル | 2023年の定価 | 2026年の 実査定価格 |
リセール率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 126500LN ホワイト |
1,974,500円 | 5,580,000円 | 282.6% |
| 2 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 116500LN ホワイト |
1,757,800円 | 4,800,000円 | 273.1% |
| 3 | パテック フィリップ アクアノート 5167A-001 |
3,663,000円 | 10,000,000円 | 273.0% |
| 4 | ロレックス GMTマスターII 126710BLRO ジュビリーブレス |
1,426,700円 | 3,800,000円 | 266.3% |
| 5 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 126500LN ブラック |
1,974,500円 | 4,550,000円 | 230.4% |
| 6 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 116500LN ブラック |
1,757,800円 | 3,875,000円 | 220.4% |
| 7 | ロレックス GMTマスターII 126710BLRO オイスターブレス |
1,399,200円 | 2,900,000円 | 207.3% |
| 8 | ロレックス GMTマスターII 126710BLNR ジュビリーブレス |
1,426,700円 | 2,900,000円 | 203.3% |
| 9 | 大塚ローテック 7.5号 2023年新仕様 |
297,000円 | 560,000円 | 188.6% |
| 10 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 126518LN ホワイト |
4,005,100円 | 7,500,000円 | 187.3% |
| 11 | ロレックス ヨットマスター42 226627 |
1,838,100円 | 3,440,000円 | 187.1% |
| 12 | ロレックス GMTマスターII 126710BLNR オイスターブレス |
1,399,200円 | 2,600,000円 | 185.8% |
| 13 | ロレックス GMTマスターII 126720VTNR ジュビリーブレス |
1,494,900円 | 2,690,000円 | 179.9% |
| 14 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 126518LNG ブライトブラック/ゴールデン 8Pダイヤ |
4,265,800円 | 7,500,000円 | 175.8% |
| 15 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 126515LN ブライトブラック/サンダスト |
4,197,600円 | 7,350,000円 | 175.1% |
| 16 | オーデマ ピゲ ロイヤル オーク クォーツ 67650ST.OO.1261ST.01 |
2,145,000円 | 3,590,000円 | 167.4% |
| 17 | ロレックス GMTマスターII 126720VTNR オイスターブレス |
1,467,400円 | 2,420,000円 | 164.9% |
| 18 | ロレックス ミルガウス 116400GV Zブルー |
1,109,900円 | 1,800,000円 | 162.2% |
| 19 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 116506 アイスブルー |
9,003,500円 | 14,500,000円 | 161.0% |
| 20 | ロレックス サブマリーナー デイト 126610LV |
1,413,500円 | 2,275,000円 | 160.9% |
| 21 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 126503G ブライトブラック/ゴールデン 8Pダイヤ |
2,812,700円 | 4,500,000円 | 160.0% |
| 22 | ロレックス オイスターパーペチュアル41 124300 グリーン |
837,100円 | 1,330,000円 | 158.9% |
| 23 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 116518LN NG ホワイト |
3,977,600円 | 6,300,000円 | 158.4% |
| 24 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 126503 ブラック |
2,552,000円 | 4,000,000円 | 156.7% |
| 25 | ロレックス サブマリーナー デイト 126610LN |
1,344,200円 | 2,095,000円 | 155.9% |
| 26 | ロレックス サブマリーナー 124060 |
1,193,500円 | 1,850,000円 | 155.0% |
| 27 | ロレックス デイトジャスト41 126334G ブラック ジュビリーブレス |
1,486,100円 | 2,130,000円 | 143.3% |
| 28 | ロレックス GMTマスターII 126711CHNR |
2,112,000円 | 3,015,000円 | 142.8% |
| 29 | ロレックス コスモグラフ デイトナ 116505 チョコレート/ブラック |
4,951,100円 | 7,000,000円 | 141.4% |
| 30 | ロレックス エクスプローラー36 124270 |
947,100円 | 1,325,000円 | 139.9% |
宝石広場の実査定・買取データによるリセールバリューTOP30から、上位10本を詳しくご紹介します。
各モデルの基本スペックとともに、人気の理由やリセールバリューの高さを詳しく解説します。
2026年の実査定価格:558万円
リセール率:282.6%
2023年に登場した現行のコスモグラフ デイトナ Ref.126500LN。前モデル同様、ブラックのセラクロムベゼルを採用し、ホワイト文字盤とのコントラストが印象的な、デイトナコレクションを代表する人気モデルです。世界的な知名度を誇るデイトナは、継続的に非常に高い需要があります。
なかでもRef.126500LNのホワイト文字盤は、ブラックのセラクロムベゼルやブラックのカウンターリングとのメリハリの効いたデザインが特徴です。前機種Ref.116500LNと同様、ブラック文字盤よりも中古市場で高値をつける傾向があり、こうした市場での高い評価もリセール率を押し上げる要因のひとつと考えられます。
今回の宝石広場の実査定・買取データでは、リセール率282.6%で第1位となりました。
2026年の実査定価格:4,800,000円
リセール率:273.1%
2016年に登場したコスモグラフ デイトナ Ref.116500LN。ステンレススチール製のデイトナとして初めてブラックのセラクロムベゼルを採用し、ホワイト文字盤とブラックのカウンターリングとのコントラストが際立つデザインで、高い人気を集めたモデルです。
デイトナそのものの高い人気に加え、ブラックのセラクロムベゼルとホワイト文字盤によるメリハリの効いたデザインも、このモデルの大きな魅力です。2023年に後継モデルRef.126500LNが登場して生産終了となった現在も、中古市場では高い評価を維持しています。
今回の宝石広場の実査定・買取データでは、リセール率273.1%で第2位。現行126500LNホワイトとともに、ホワイト文字盤のデイトナがTOP2を占めました。
2023年の定価:3,663,000円
2026年の実査定価格:10,000,000円
リセール率:273.0%
2007年、アクアノート誕生10周年を記念して登場したアクアノート Ref.5167A-001。
ステンレススチール製ケースにブラックのエンボス文字盤とコンポジットバンドを組み合わせた、
パテック フィリップを代表するスポーツモデルです。
丸みを帯びた八角形のケースと、スポーティーでありながら上品さを感じさせるデザインが特徴です。
ステンレススチールケースとブラックのコンポジットバンドによる軽快なスタイルは、ノーチラスとはまた異なるアクアノートならではの魅力です。
シンプルな3針モデルで普段使いしやすい一方、パテック フィリップのスポーツウォッチとして高い人気を集め、中古市場でも高い評価を受けています。
今回の宝石広場の実査定・買取データでは、リセール率273.0%で第3位。
第1位・第2位のロレックス デイトナに続き、ロレックス以外のモデルとしては最上位にランクインしました。
2026年の実査定価格:380万円
リセール率:266.3%
2018年に登場したGMTマスターII Ref.126710BLRO ジュビリーブレスレット仕様。レッド×ブルーのセラクロムベゼルを採用し、通称「ペプシ」と呼ばれるGMTマスターIIを代表する人気モデルです。5列リンクのジュビリーブレスレットを組み合わせることで、スポーツモデルらしさの中にも華やかで上品な印象を楽しめます。
GMTマスターを象徴するレッド×ブルーのカラーリングに加え、ジュビリーブレスレットを組み合わせたデザインも、このモデルの大きな魅力です。2018年の登場以来高い人気を集め、2026年に生産終了となった後も、中古市場で高い評価を受けています。
今回の宝石広場の実査定・買取データでは、リセール率266.3%で第4位。ロレックスではデイトナ2モデルに続き、GMTマスターIIの人気仕様であるRef.126710BLROがランクインしました。
2026年の実査定価格:455万円
リセール率:230.4%
2023年に登場した現行のコスモグラフ デイトナ Ref.126500LN ブラック文字盤。ブラックのセラクロムベゼルとブラック文字盤を組み合わせた、精悍で引き締まったデザインが特徴の人気モデルです。ブラックを基調とした文字盤に、スチールカラーのカウンターリングがアクセントとなった、スポーティーで落ち着きのある雰囲気も魅力です。
デイトナそのものの高い人気に加え、ブラック文字盤とブラックのセラクロムベゼルによる王道のカラーリングも、このモデルの大きな魅力です。生産終了したRef.116500LNブラックの後継モデルとして、そのスポーティーなデザインを受け継ぎながら、新世代ムーブメントCal.4131を搭載するなど、現行世代ならではの進化を遂げています。こうした点も、中古市場で高い評価を受ける要因のひとつといえるでしょう。
今回の宝石広場の実査定・買取データでは、リセール率230.4%で第5位。第1位のホワイト文字盤に続き、現行Ref.126500LNはブラック文字盤も上位にランクインしました。
2026年の実査定価格:387.5万円
リセール率:220.4%
2016年に登場したコスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ブラック文字盤。ステンレススチール製のデイトナとして初めてブラックのセラクロムベゼルを採用し、ブラックのベゼルと文字盤を基調とした、精悍で引き締まったデザインが特徴です。ホワイト文字盤とは異なる、落ち着きのあるクールな雰囲気も魅力です。
デイトナそのものの高い人気に加え、ブラックのセラクロムベゼルを採用した先代ステンレスデイトナという位置づけも、このモデルの魅力のひとつです。2023年に生産終了となった現在も、Ref.126500LNへと続くデザインの礎となった世代として、中古市場で高い評価を受けています。
今回の宝石広場の実査定・買取データでは、リセール率220.4%で第6位。現行Ref.126500LNブラックに続いて、先代Ref.116500LNブラックもTOP10にランクインしました。
2026年の実査定価格:290万円
リセール率:207.3%
2018年に登場したGMTマスターII Ref.126710BLROに、2021年から追加されたオイスターブレスレット仕様。レッド×ブルーのセラクロムベゼルを採用した、通称「ペプシ」と呼ばれる人気モデルです。3列リンクのオイスターブレスレットを組み合わせることで、ジュビリーブレスレット仕様とは異なる、スポーティーで力強い印象に仕上がっています。
GMTマスターを象徴するレッド×ブルーのカラーリングに加え、堅牢な3列リンクのオイスターブレスレットを組み合わせた、王道のスポーツウォッチらしいスタイルも魅力です。華やかな印象のジュビリーブレスレット仕様に対し、オイスター仕様ではGMTマスターが持つツールウォッチらしさをより強く感じられます。
今回の宝石広場の実査定・買取データでは、リセール率207.3%で第7位。Ref.126710BLROは2026年に生産終了となりましたが、中古市場では引き続き高い評価を受けているモデルです。
2026年の実査定価格:290万円
リセール率:203.3%
2019年に登場したGMTマスターII Ref.126710BLNR ジュビリーブレスレット仕様。ブラック×ブルーの2トーンカラーで彩られたセラクロムベゼルを採用した、通称「バットマン」として知られるBLNRの現行世代です。5列リンクのジュビリーブレスレットを組み合わせることで、GMTマスターIIらしいスポーティーさに加えて、華やかで上品な印象も楽しめます。
特徴的なブラック×ブルーのセラクロムベゼルと、5列リンクのジュビリーブレスレットを組み合わせたデザインも、このモデルの大きな魅力です。スポーツモデルとしての機能性を持ちながら、ジュビリーブレスレットによるドレッシーな雰囲気も兼ね備えており、中古市場でも高い評価を受けています。
今回の宝石広場の実査定・買取データでは、リセール率203.3%で第8位となりました。
2026年の実査定価格:56万円
リセール率:188.6%
日本発の独立系ブランド、大塚ローテックが手掛ける「7.5号」。ケース上面に配置された3つの窓と、ジャンピングアワーによる独創的な時刻表示が特徴です。MIYOTA製ムーブメントに自社製ジャンピングアワーモジュールを組み合わせ、瞬時に切り替わる「時」と、ディスク式の「分」「秒」をそれぞれの窓に表示します。公式販売が抽選方式となっており、入手機会が限られていることも特徴です。
独創的なデザインや機構に加え、限られた供給に対して高い注目を集めていることも、中古市場で高く評価される背景のひとつと考えられます。7.5号は2023年に技術的価値を認められ、国立科学博物館の科学・技術史資料として保存されることも決定しています。
今回の宝石広場の実査定・買取データでは、リセール率188.6%で第9位。ここまで上位を占めてきたロレックスとは異なる、日本発の個性派ブランドが高いリセール率を記録した点にも注目です。
2026年の実査定価格:750万円
リセール率:187.3%
2023年に登場したコスモグラフ デイトナ Ref.126518LN。18Kイエローゴールドケースにホワイト文字盤とブラックのセラクロムベゼルを組み合わせ、さらにオイスターフレックスブレスレットを備えた、華やかさとスポーティーさを併せ持つモデルです。
デイトナそのものの高い人気に加え、18Kイエローゴールドの華やかさと、ブラックのオイスターフレックスによるスポーティーな雰囲気を組み合わせたデザインも大きな魅力です。フルゴールドブレスレット仕様とは異なる軽快な印象を楽しめる一方で、ゴールドモデルならではの存在感もあり、中古市場でも高い評価を受けています。
今回の宝石広場の実査定・買取データでは、リセール率187.3%で第10位となりました。
モデルによってリセールバリューは大きく異なりますが、ブランドによっても中古市場での評価や人気の傾向があります。
ここでは、宝石広場の実査定・買取データから、各ブランドでリセールバリューの高い代表的なモデルを紹介します。
ロレックスは、中古時計市場でも高いリセールバリューが見られるモデルの多いブランドです。今回の宝石広場の実査定・買取データでも、デイトナやGMTマスターIIを中心に高いリセール率を記録するモデルが目立ちました。
ロレックスの特徴は、デイトナ、GMTマスターII、サブマリーナー、エクスプローラーなど、長年にわたって展開されている定番コレクションが多いことです。現行モデルだけでなく、生産終了した旧型にも中古市場で需要が見られ、幅広い世代のモデルが売買されていることも特徴といえます。
一方で、「ロレックスならどのモデルでも同じように高く売れる」というわけではありません。今回の実査定・買取データでも、モデルによる違いはもちろん、同じデイトナ Ref.126500LNでもホワイト文字盤とブラック文字盤でリセール率に差が見られました。同じ型番であっても文字盤やブレスレットなどの仕様によって中古市場での評価が変わることがあります。
【代表的なモデル一覧】横にスクロールできます→
パテック フィリップは、ノーチラスやアクアノートといったスポーツモデルから、カラトラバに代表されるクラシックなドレスウォッチまで、幅広いコレクションを展開する高級時計ブランドです。中古市場でもモデルによって高額で取引されており、リセールバリューを考えるうえでも注目されるブランドのひとつです。
なかでもノーチラスやアクアノートは、スポーティーなデザインと高級時計としての仕上げを組み合わせたコレクションとして知られています。一方のカラトラバは、シンプルなラウンドケースを基調としたパテック フィリップを代表するドレスウォッチです。同じブランドでありながら、それぞれのコレクションではデザインや素材、機能、購入するユーザー層にも違いがあります。
そのため、「パテック フィリップだから一律にリセールバリューが高い」と考えるのではなく、どのコレクション・モデルなのかを見ることが重要です。スポーツモデルとドレスモデルでは中古市場での評価が異なり、さらにケース素材や文字盤、複雑機構の有無などによっても差が生まれます。
【代表的なモデル一覧】 横にスクロールできます→
オーデマ ピゲの中古市場を語るうえで中心となるのが、ブランドを代表するロイヤル オークです。さらに、よりスポーティーで力強いデザインへ発展させたロイヤル オーク オフショアも展開されており、今回の代表モデルもこの2つのコレクションを中心に選定しています。
ロイヤル オークは、八角形のベゼルやケースとブレスレットの一体感が特徴的なラグジュアリースポーツウォッチです。一方、オフショアにはダイバーやクロノグラフなどがあり、ケースサイズや機能、素材、ストラップなどによって、本流のロイヤル オークとは異なる個性を持っています。
そのため、同じ「ロイヤル オーク」の名前を持つモデルでも、中古市場での評価が一律になるわけではありません。本流のロイヤル オークなのか、オフショアなのか、さらにダイバーやクロノグラフなどどの仕様なのかによって、需要や相場は変わります。
2023年の定価:5,280,000円
2026年の実査定価格:5,000,000円
リセール率:94.7%
【代表的なモデル一覧】 横にスクロールできます→
オメガは、スピードマスターとシーマスターという長い歴史を持つ代表的なコレクションを展開しているブランドです。スピードマスターのムーンウォッチやシーマスターのダイバーズモデルなど、長年にわたって基本的なコンセプトを受け継いできた定番モデルが多いことも特徴です。
今回選定したモデルを見ても、スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル、シーマスター ダイバー300M、シーマスター300と、オメガを代表するモデルが並びます。また、シーマスター ダイバー300M 007エディションのように、通常モデルとは素材やデザインが異なる特別仕様も存在します。
こうしたモデルでは、同じシーマスターというコレクション名でも、ダイバー300Mとシーマスター300ではデザインや成り立ちが異なり、さらに通常仕様と007エディションでも素材や仕様に違いがあります。 そのため、中古市場での評価にもモデルごとの違いが生まれます。
2023年の定価:1,078,000円
2026年の実査定価格:745,000円
リセール率:69.1%
【代表的なモデル一覧】 横にスクロールできます→
カルティエは、サントスやタンクなど長い歴史を持つ定番コレクションを展開しているブランドです。時計としての知名度に加え、カルティエらしいデザインが長く受け継がれていることも特徴で、中古市場でもさまざまな年代・仕様のモデルが流通しています。
今回選定したサントス ドゥ カルティエ LMでも、グリーン文字盤のRef.WSSA0062とRef.WSSA0018のように、同じコレクション・サイズでありながら文字盤などの仕様が異なるモデルがあります。今回の実査定・買取データからも、同じサントスであっても仕様によって中古市場での評価に違いが出ることが分かります。
また、タンクにはタンク フランセーズやタンク ルイ カルティエなど複数のコレクションがあり、ステンレススチールからゴールドまでケース素材もさまざまです。「タンク」という名前が同じでも、素材やムーブメント、ブレスレット・ストラップなどによって時計の性格は大きく異なります。
【代表的なモデル一覧】 横にスクロールできます→
チューダーは、ブラックベイやペラゴスなどのスポーツモデルを豊富に展開しているブランドです。なかでもブラックベイは、ケースサイズや機能の異なるさまざまなモデルが用意されており、中古市場でも比較しやすいコレクションのひとつです。
今回選定したモデルだけでも、ブラックベイ 54、ブラックベイ 58、ブラックベイ クロノと、同じブラックベイの名前を持ちながらそれぞれ特徴が異なります。ブラックベイ54とブラックベイ 58ではケースサイズが異なり、ブラックベイ クロノにはクロノグラフ機能が加わります。
さらにペラゴス39はチタン製ケースとブレスレットを採用しており、ステンレススチールを中心とするブラックベイとは素材やデザインの方向性も異なります。同じ価格帯のスポーツモデルであっても、サイズ・素材・機能によって中古市場での評価は変わります。
【代表的なモデル一覧】 横にスクロールできます→
グランドセイコーは、高い時計製造技術に加え、日本の自然や風景から着想を得た特徴的な文字盤を持つモデルが多いブランドです。「雪白」「白樺」「御神渡り」など、愛称とともに知られるモデルもあり、文字盤デザインがモデルの個性を大きく左右しています。
今回選定したモデルにも、「雪白」Ref.SBGA211、「白樺」Ref.SLGA009・Ref.SLGH005、「御神渡り」Ref.SBGY007と、グランドセイコーらしい文字盤を持つモデルが並びます。なかでも2本の「白樺」は、同じ白樺林をモチーフとしながら、搭載しているムーブメントが異なる点が特徴です。
グランドセイコーでは、機械式、スプリングドライブ、クオーツといった複数のムーブメントを展開しており、外観が近いモデルでも搭載機構やケース仕様が異なる場合があります。 今回の白樺2モデルのように、同じモチーフを持つ時計を比較する際にも、文字盤だけでなくムーブメントまで確認することが大切です。
【代表的なモデル一覧】 横にスクロールできます→
リセールバリューが高い時計には、いくつかの共通点があります。
単に高級ブランドだから高く売れるわけではなく、中古市場での需要や流通量、モデルの知名度、仕様など、さまざまな要素が買取価格に影響します。
一時的なブームではなく、継続して需要のあるモデルは、中古市場でも価格が安定しやすい傾向があります。
特に多くの人から支持されているモデルは中古市場でも買い手がつきやすく、再販しやすいため、高いリセールバリューにつながりやすくなります。
需要に対して中古市場に出回る数が少ないモデルは、買取相場も高い水準を維持しやすくなります。
一方で、流通量が少ないだけで必ずしも高く評価されるわけではありません。リセールバリューを考えるうえでは、需要と供給のバランスが重要です。
ブランドを代表する定番モデルは知名度が高く、発売から時間が経っても中古市場で需要が続きやすい傾向があります。
モデルチェンジを重ねながら長年販売されているシリーズや、そのブランドを象徴するモデルなどは中古市場でも認知されやすく、長年にわたって培われてきた人気や知名度もリセールバリューを支える要素になります。
同じモデルでも、ケース素材や文字盤カラー、サイズ、ブレスレットなどの仕様によって買取価格は変わります。
特に中古市場で需要の高い仕様や、需要に対して流通量が限られている仕様は高く評価されるケースがあり、「同じブランド・同じモデルならリセールバリューも同じ」とは限りません。
このように、人気や知名度、需要と供給のバランス、素材や文字盤などの仕様といった複数の要素が、中古市場での評価に影響します。
リセールバリューを重視して時計を選ぶ場合は、現在の人気だけでなく、これまでの中古市場での評価やモデルの定番性、流通状況なども確認することがポイントです。
なお、実際の買取価格は時計の状態や付属品の有無、その時点の中古相場などによっても変動します。
リセールバリューを重視して時計を選ぶ場合、単純に「リセール率が高いモデル」を選べば良いとは限りません。
購入価格やモデル・仕様、中古市場での販売価格、買取相場など、複数の条件を比較することが重要です。
同じブランドでも、モデルや型番によってリセールバリューは大きく異なります。
さらに同一モデルでも、ケース素材、文字盤カラー、サイズ、ブレスレットなどの仕様によって中古市場での人気が変わることがあります。
「ロレックスだから高く売れる」「人気ブランドだから安心」と考えるのではなく、購入するモデルの型番や仕様まで確認しておくことが大切です。
定価に対して高い割合で売却できる時計でも、実際の購入価格によって、購入後にどの程度価値が残ったかは変わります。
例えば、定価100万円で買取価格80万円の時計はリセール率80%ですが、実際に80万円で購入できれば、購入価格に対する価値の維持率は100%です。
リセールバリューを考えるときは、定価だけでなく「いくらで購入できるか」と「いくらで売却できるか」の両方を見ることが重要です。
中古時計を購入する場合は、現在の中古販売価格と買取相場の両方を確認することで、その時計の実際の相場感を把握しやすくなります。
中古販売価格は、そのまま買取価格を意味するものではありません。販売価格と買取相場を両方確認することで、その時計の現在の相場感をより把握しやすくなります。
「いくらで売られているか」だけでなく、「いくらで買い取られているか」まで確認することが、リセールバリューを重視した中古時計選びのポイントです。
「限定モデルだから」「生産終了になったから」という理由だけで、必ず中古価格が上昇するわけではありません。
生産数が少なくても、購入したい人が少なければ価格は上がりにくく、反対に生産数が多いモデルでも、中古市場での需要が非常に高ければ高いリセールバリューを維持することがあります。
重要なのは、限定性そのものではなく、需要と供給のバランスです。
時計の相場は、需要や為替相場、ブランドの価格改定などによって変動します。
現在リセールバリューが高いモデルでも、将来の買取価格や利益が保証されるものではありません。
リセールバリューは、単純なリセール率だけで判断せず、購入価格やモデル・仕様、中古市場での需要なども含めて考えることが大切です。
自分が欲しい時計を選ぶ際の判断材料のひとつとして、リセールバリューを活用しましょう。
「同じブランド・同じモデルなのに、買取価格が違う」というケースは珍しくありません。
時計の買取価格は、モデル名や型番だけで決まるものではなく、時計本体の状態や付属品、仕様、年式、査定時点の市場相場など、複数の要素を総合して決まります。
同じ型番でも、傷や使用感など時計本体のコンディションによって査定額は変わります。
ケースやブレスレットの傷・打痕、ブレスレットの伸び、ガラスやベゼルの状態などは、中古商品として再販売する際の評価に影響する重要なポイントです。
購入時に付属していた箱・保証書・余りコマなどの付属品も、査定時の確認ポイントです。
特に保証書は、購入時期や個体情報などを確認するうえでも重要な付属品のひとつです。
ただし、付属品の有無による査定への影響はモデルによって異なるため、箱や保証書がないだけで大幅に買取価格が下がるとは一概にいえません。
同じモデルでも、年式や文字盤、ケース素材、ブレスレットなどの仕様によって中古市場での評価が異なる場合があります。
特に人気の高い文字盤カラーや素材、流通量の少ない仕様などは、同じモデルの中でも高く評価されるケースがあります。
そのため、売却時には単に「モデル名」だけでなく、具体的な仕様まで確認することが重要です。
時計の相場は固定されたものではなく、需要や流通量、為替、ブランドの価格改定などによって変動します。そのため、同じ時計でも査定するタイミングによって買取価格が変わることがあります。
また、中古販売価格と買取価格は同じではありません。販売価格には仕入れ後のメンテナンスや販売にかかるコストなども含まれるため、中古販売価格が100万円だからといって、買取価格も100万円になるわけではありません。
時計を売却するときは、現在の中古市場の相場を確認したうえで、実際の買取価格を比較することが大切です。
時計を購入するときは、デザインやブランド、機能だけでなく、将来売却するときにどの程度の価値が残るかという視点も、時計選びのひとつのポイントになります。
リセールバリューの高い時計であれば、長く愛用した後に買い替える際、売却した資金を次の時計の購入費用に充てやすくなります。「買って終わり」ではなく、将来手放すときまで考えて時計を選ぶことで、購入後の選択肢も広がります。
ただし、時計の相場は需要や流通量、為替、ブランドの価格改定などによって変動するため、現在リセールバリューが高いモデルでも、将来の価格が保証されているわけではありません。
リセールバリューは「値上がりする時計」を探すためだけではなく、自分が欲しい時計を選ぶ際に、将来手放す可能性まで含めて考えるための判断材料のひとつとして活用するとよいでしょう。
ここまで、宝石広場の実際の買取データをもとに、リセールバリューの高い時計やブランド、リセールバリューを左右するポイントについて紹介してきました。
今回のランキングを見て、
『自分が持っている時計は、今いくらくらいで売れるのだろう?』
と気になった方もいるのではないでしょうか。
ただし、今回のランキングは一定の条件で集計した買取データをもとにしたもので、実際の買取価格は、モデルや型番、時計本体の状態、付属品、仕様、年式、査定時点の中古市場相場などによって変わります。
そのため、ランキングのリセール率だけでは、お持ちの時計が現在いくらで評価されるのかまでは分かりません。
宝石広場では、査定士が時計の状態や仕様、付属品、中古市場の相場などを確認し、一点ずつ査定を行っています。
「すぐに売る予定はないけれど、現在の価値を知っておきたい」という方も、お気軽にご利用いただけます。
オンライン・LINE・宅配・来店など、ご希望に合わせた査定方法をご用意しています。
お持ちの時計が現在どのくらいの価値で評価されるのか、宝石広場の査定で確かめてみませんか?
毎日入荷!新品&中古の商品が豊富な品揃え
【 宝石広場 オンラインストア 】
時計・ジュエリーの買取りLINEですぐ査定!
【 宝石広場 高額買取サイト 】
オーバーホール・電池交換など渋谷で時計修理
【 時計修理センター渋谷 】